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防災クルーズ開催します
巨大地震が発生した場合、高層住宅の住民は小学校等の「公的避難所」 ではなく7日間自宅で残留居住するのが港区の基本方針です。この7日という日数は電力の復旧までにかかるとされている日数です。大型マンションには非常用発電機が備え付けられていますが、燃料は消防法の 規制により2〜3時間分しか備蓄できません。電力がないと火災報知機や館内放送、非常灯、非常用エレベーターなど基本的防災設備すら稼動させることができません。
僕が発案し立ち上げた「社)港区高層集合住宅の防災を考える会」は、高層マンションが停電時に非常用発電機燃料を石油販売会社から共同購入するための組織 です。現在、500KL(8時間/日×7日、約50棟分) を確保しており、震災時にはマンションの近くの桟橋 まで小型タンカーで給油支援を行う体制作りを行っています。
屋形船の船精様や中川特殊鋼様など支援企業と、住民ボランティアの運営により無料開催します。
規模は大きいのですが、これは政治活動ではなく、自分の個人的な防災活動。
行政の支援は一切なく、完全に民間資金と住民ボランティアによる 自助、共助の活動。
行政が動かなければ、個人で動きます。
- 津波対策の話
- 運河の水質改善の話
- 新駅の話、街の未来の話
- もっと、この街が好きになる30分です
11月24日 ワールドシティータワーズ防災クルーズ