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23区初の三歳児視力検査が実現!

僕が区に働きかけて実現した事業はいくつもあるが、最も実現して嬉しかった事業が視能訓練師による3歳児の眼科検診。

よく遊びに来ていた同じマンションに住む長男の同級生が、ある日、保育園の先生に「目を時々ショボショボさせているので、機会があったら眼科に行ってみてください」と言われた。

眼科で言われたのは「左目の視力がありません」

つまり、左目が見えていなかった。
生まれつき見えない子供に見えない違和感はない。
親も誰も解らなかった。

彼は、今4歳になり、何も見えていなかった視力は回復に向かっているそうだ。

このような弱視や、斜視など生まれつきの視力障害は、3歳までに治療を開始し、5歳までに治療を完了させることが重要だ。

人間の脳の視力を司る機能の発達は、5歳で完成する。
従って、小学校の入学検診で発見されても、治る見込みは薄い。

議会で取り上げ、要望を出し続けて1年後、港区の3歳児検診において23区初めて視能訓練士による検査が加わった。
視能訓練士は子供が泣いていても、駄々をこねていても、異常をほぼ100%発見してくれる。

港区の3歳児検診において、この仕組みが導入されてから視力異常の発見率は1.59%から、2倍の3.17%になった。
人数にすれば数十人なのだけど、この子供達の生涯を考えれば、導入コストなど微々たるものだと思う。

議員になって良かった。

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2015年2月14日 | コメント/トラックバック(2) |

カテゴリー:取り組み

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  1. にのみや より:

    榎本さん、こんにちは。
    お目にかかった時にお聞きするのを忘れていましたが、
    視力検査も地味ですが一見良さそうな政策と興味を持ちました。
    メリット、デメリット、費用対効果のような事もいつかお聞かせいただければ幸いです。
    良い事なら全国、全世界に広げていくべき事かもしれませんし。

    • 榎本茂 より:

      にのみや様
      ご質問ありがとうございます。

      幼児検診における視力検査での異常発見率は、視能訓練士の導入によって2倍になり、港区だけで毎年30〜40名の幼児の視力異常が発見されるようになりました。

      デメリットはありません。
      検査は2〜3分で終わります。
      メリットは、視力というものの価値を人生においてどう見るかです。

      コストは視能訓練士を検診時にお願いする人件費と、装備を区で購入した10数万円だけです。
      都内初事例ではありますが、これは全国で実施すべき政策と思います。


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